幼馴染様、デザートの時間です
熊本には大分長くおりました。突然文部省から英国へ留学をしてはどうかという内談のあったのは、熊本へ行っ
- 第1話- やっぱりアレは勇者ですか? -
ここで繰り返していうのもお恥ずかしい訳ですが、私はその時、君などの講義をありがたがって聴く生徒がどこ
- 第2話- それでも君は神様ですか? -
しかし教育者として偉くなり得るような資格は私に最初から欠けていたのですから、私はどうも窮屈で恐れ入り
- 第3話- 実は僕って異世界転生ですか? -
これと同じような意味で、今申し上げた権力というものを吟味してみると、権力とは先刻お話した自分の個性を
- 第4話- それって本当に悪役令嬢ですか? -
それで私は何も英国を手本にするという意味ではないのですけれども、要するに義務心を持っていない自由は本
- 第5話- やっぱりアレは初心者ですか? -
彼らは不平があるとよく示威運動をやります。しかし政府はけっして干渉がましい事をしません。黙って放って
- 第6話- やっぱりアレは神様ですか? -
この時私は始めて文学とはどんなものであるか、その概念を根本的に自力で作り上げるよりほかに、私を救う途
- 第7話- それって本当に魔王ですか? -
いったい国家というものが危くなれば誰だって国家の安否を考えないものは一人もない。国が強く戦争の憂が少
- 第8話- これはギリギリ初心者ですか? -
右の次第で、この春から十月に至るまで、十月末からまた十一月二十五日に至るまでの間に、何か纏ったお話を
- 第9話- これはギリギリ異世界転生ですか? -
話が少し横へそれますが、ご存じの通り英吉利という国は大変自由を尊ぶ国であります。それほど自由を愛する
- 第10話- それでも君は魔王ですか? -
私が落語家から聞いた話の中にこんな諷刺的のがあります。――昔しあるお大名が二人目黒辺へ鷹狩に行って、
- 第11話- それでも君は勇者ですか? -
私はそんなあやふやな態度で世の中へ出てとうとう教師になったというより教師にされてしまったのです。幸に
- 第12話- 実は僕って初心者ですか? -
私はこれから学習院を落第してから以後の私について少々申上げようと思います。これは今までお話をして来た
- 第13話- 実は僕って勇者ですか? -
金力についても同じ事であります。私の考によると、責任を解しない金力家は、世の中にあってならないものな
- 第14話- やっぱりアレは追放ですか? -
――大正三年十一月二十五日学習院輔仁会において述――