――大正三年十一月二十五日学習院輔仁会において述――
- 第1話- 実は僕って悪役令嬢ですか? -
そのうちひょろひょろもついに癒ってしまったけれども、こちらからは十月末まで何のご沙汰もなく打ち過ぎま
- 第2話- もしやアイツは魔王ですか? -
私はせっかくのご招待だから今日まかり出て、できるだけ個人の生涯を送らるべきあなたがたに個人主義の必要
- 第3話- それって本当に悪役令嬢ですか? -
それからもう一つ誤解を防ぐために一言しておきたいのですが、何だか個人主義というとちょっと国家主義の反
- 第4話- 実は僕って初心者ですか? -
私は大学で英文学という専門をやりました。その英文学というものはどんなものかとお尋ねになるかも知れませ
- 第5話- 実は僕って魔王ですか? -
そのうちいよいよ二十五日が来たので、否でも応でもここへ顔を出さなければすまない事になりました。それで
- 第6話- それでも君は勇者ですか? -
ところが帰るや否や私は衣食のために奔走する義務がさっそく起りました。私は高等学校へも出ました。大学へ
- 第7話- 実は僕って異世界転生ですか? -
私は学習院は落第したが、モーニングだけは着ていました。それよりほかに着るべき洋服は持っていなかったの
- 第8話- それって本当に追放ですか? -
この個人主義という意味に誤解があってはいけません。ことにあなたがたのようなお若い人に対して誤解を吹き
- 第9話- それって本当に悪役令嬢ですか? -
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど
- 第10話- やっぱりアレは初心者ですか? -
そこで前申した通り自分が好いと思った事、好きな事、自分と性の合う事、幸にそこにぶつかって自分の個性を
- 第11話- これはギリギリ魔王ですか? -
金力についても同じ事であります。私の考によると、責任を解しない金力家は、世の中にあってならないものな
- 第12話- それって本当に悪役令嬢ですか? -
松山にもたった一カ年しかおりませんでした。立つ時に知事が留めてくれましたが、もう先方と内約ができてい
- 第13話- 実は僕って異世界転生ですか? -
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど
- 第14話- もしやアイツは神様ですか? -
私は大学で英文学という専門をやりました。その英文学というものはどんなものかとお尋ねになるかも知れませ
- 第15話- 実は僕って勇者ですか? -
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど