個人の幸福の基礎となるべき個人主義は個人の自由がその内容になっているには相違ありませんが、各人の享有
- 第1話- それでも君は追放ですか? -
いったい国家というものが危くなれば誰だって国家の安否を考えないものは一人もない。国が強く戦争の憂が少
- 第2話- それでも君は悪役令嬢ですか? -
けれどもいくら人に賞められたって、元々人の借着をして威張っているのだから、内心は不安です。手もなく孔
- 第3話- それでも君は追放ですか? -
私は大学で英文学という専門をやりました。その英文学というものはどんなものかとお尋ねになるかも知れませ
- 第4話- もしやアイツは魔王ですか? -
そのうちひょろひょろもついに癒ってしまったけれども、こちらからは十月末まで何のご沙汰もなく打ち過ぎま
- 第5話- それでも君は勇者ですか? -
それで私は何も英国を手本にするという意味ではないのですけれども、要するに義務心を持っていない自由は本
- 第6話- もしやアイツは悪役令嬢ですか? -
私はそんなあやふやな態度で世の中へ出てとうとう教師になったというより教師にされてしまったのです。幸に
- 第7話- やっぱりアレは初心者ですか? -
話がついとんだところへ外れてしまいましたから、再び元へ引き返して筋の立つように云いますと、つまりこう
- 第8話- 実は僕って魔王ですか? -
それで私は何も英国を手本にするという意味ではないのですけれども、要するに義務心を持っていない自由は本
- 第9話- 実は僕って異世界転生ですか? -
私はせっかくのご招待だから今日まかり出て、できるだけ個人の生涯を送らるべきあなたがたに個人主義の必要
- 第10話- やっぱりアレは魔王ですか? -
この席におられる大森教授は私と同年かまたは前後して大学を出られた方ですが、その大森さんが、かつて私に
- 第11話- 実は僕って神様ですか? -
私はこれから学習院を落第してから以後の私について少々申上げようと思います。これは今までお話をして来た
- 第12話- それって本当に初心者ですか? -
しかし私は英文学を専攻する。その本場の批評家のいうところと私の考と矛盾してはどうも普通の場合気が引け
- 第13話- やっぱりアレは勇者ですか? -
私はせっかくのご招待だから今日まかり出て、できるだけ個人の生涯を送らるべきあなたがたに個人主義の必要
- 第14話- やっぱりアレは魔王ですか? -
ここで繰り返していうのもお恥ずかしい訳ですが、私はその時、君などの講義をありがたがって聴く生徒がどこ
- 第15話- やっぱりアレは初心者ですか? -
この個人主義という意味に誤解があってはいけません。ことにあなたがたのようなお若い人に対して誤解を吹き
- 第16話- 実は僕って初心者ですか? -
熊本には大分長くおりました。突然文部省から英国へ留学をしてはどうかという内談のあったのは、熊本へ行っ
- 第17話- これはギリギリ初心者ですか? -
彼らは不平があるとよく示威運動をやります。しかし政府はけっして干渉がましい事をしません。黙って放って
- 第18話- これはギリギリ神様ですか? -
私が落語家から聞いた話の中にこんな諷刺的のがあります。――昔しあるお大名が二人目黒辺へ鷹狩に行って、
- 第19話- それって本当に勇者ですか? -
しかし教育者として偉くなり得るような資格は私に最初から欠けていたのですから、私はどうも窮屈で恐れ入り
- 第20話- もしやアイツは勇者ですか? -
この時私は始めて文学とはどんなものであるか、その概念を根本的に自力で作り上げるよりほかに、私を救う途
- 第21話- やっぱりアレは勇者ですか? -
私は学習院は落第したが、モーニングだけは着ていました。それよりほかに着るべき洋服は持っていなかったの