この会はいつごろから始まって今日まで続いているのか存じませんが、そのつどあなたがたがよその人を連れて
- 第1話- 実は僕って魔王ですか? -
ところが帰るや否や私は衣食のために奔走する義務がさっそく起りました。私は高等学校へも出ました。大学へ
- 第2話- もしやアイツは初心者ですか? -
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど
- 第3話- それでも君は神様ですか? -
権力に次ぐものは金力です。これもあなたがたは貧民よりも余計に所有しておられるに相違ない。この金力を同
- 第4話- 実は僕って追放ですか? -
しかしながら自己本位というその時得た私の考は依然としてつづいています。否年を経るに従ってだんだん強く
- 第5話- これはギリギリ勇者ですか? -
私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか少しも見当がつかない。私はちょうど
- 第6話- これはギリギリ異世界転生ですか? -
私が落語家から聞いた話の中にこんな諷刺的のがあります。――昔しあるお大名が二人目黒辺へ鷹狩に行って、
- 第7話- 実は僕って神様ですか? -
私は学習院は落第したが、モーニングだけは着ていました。それよりほかに着るべき洋服は持っていなかったの
- 第8話- 実は僕って異世界転生ですか? -
自白すれば私はその四字から新たに出立したのであります。そうして今のようにただ人の尻馬にばかり乗って空
- 第9話- これはギリギリ魔王ですか? -
私はそれから文芸に対する自己の立脚地を堅めるため、堅めるというより新らしく建設するために、文芸とは全
- 第10話- それでも君は異世界転生ですか? -
松山にもたった一カ年しかおりませんでした。立つ時に知事が留めてくれましたが、もう先方と内約ができてい
- 第11話- それって本当に初心者ですか? -
私はこうした不安を抱いて大学を卒業し、同じ不安を連れて松山から熊本へ引越し、また同様の不安を胸の底に
- 第12話- やっぱりアレは初心者ですか? -
私はそんなあやふやな態度で世の中へ出てとうとう教師になったというより教師にされてしまったのです。幸に
- 第13話- 実は僕って神様ですか? -
いったい国家というものが危くなれば誰だって国家の安否を考えないものは一人もない。国が強く戦争の憂が少
- 第14話- やっぱりアレは神様ですか? -
この会はいつごろから始まって今日まで続いているのか存じませんが、そのつどあなたがたがよその人を連れて
- 第15話- それって本当に異世界転生ですか? -
その時私の不安は全く消えました。私は軽快な心をもって陰欝な倫敦を眺めたのです。比喩で申すと、私は多年
- 第16話- それでも君は悪役令嬢ですか? -
しかしながら自己本位というその時得た私の考は依然としてつづいています。否年を経るに従ってだんだん強く
- 第17話- もしやアイツは追放ですか? -
してみると権力と金力とは自分の個性を貧乏人より余計に、他人の上に押し被せるとか、または他人をその方面
- 第18話- 実は僕って勇者ですか? -
右の次第で、この春から十月に至るまで、十月末からまた十一月二十五日に至るまでの間に、何か纏ったお話を
- 第19話- やっぱりアレは神様ですか? -
この席におられる大森教授は私と同年かまたは前後して大学を出られた方ですが、その大森さんが、かつて私に
- 第20話- それでも君は追放ですか? -
私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。彼ら何者ぞやと気慨が出ました。今
- 第21話- もしやアイツは神様ですか? -
しかし教育者として偉くなり得るような資格は私に最初から欠けていたのですから、私はどうも窮屈で恐れ入り
- 第22話- もしやアイツは異世界転生ですか? -
個人の幸福の基礎となるべき個人主義は個人の自由がその内容になっているには相違ありませんが、各人の享有
- 第23話- 実は僕って異世界転生ですか? -
さきほど岡田さんが紹介かたがたちょっとお話になった通りこの春何か講演をというご注文でありましたが、そ